「北朝鮮拉致問題」が9月17日の[日朝トップ会談]で、大きな進展をみせた。日本政府が「拉致」された と認定した11人の安否が信じられない結果でもたらされた。被害に遭われた方々のご不幸に深く同情するとともに、この問題は自分なりに以下のように捉えている。
1、 いずれの国家も、国のためと称して、他国、また、自国の国民をないがしろにした、許されない「行為」を行ってきた。国家は時に自国民のため、と称して他国民に非情な仕打ちをせざるを 得ない」という論理を持っている、かのように見える。
2、 拉致された方々は国家の犠牲者である。
3、 なぜならば、この問題は遡れば、日本という国家が過去に朝鮮半島から大量の人々を拉致した事実を忘れては論じられないのである。「時間が経って忘れた」ではすまないの である。
4、 無くなった人々は戻らない。被害を受けたご家族に報いる方法は、徹底的な真相解明、国家による「謝罪」と「再発防止の約束」と被害者への「相当の償い」を国家が実施する 以外にない。
5、 国家とはこの場合、加害した国家と、被害を受けた国民の国家である。後者は「過去に同様の過ちを犯していること」と「もっと早く適切な処置がとれたではないか!」という指 摘に、適切に答えられないからである。
6、 そして、幸い難を逃れた我々隣人は、身代わりになってくれた被害者のことをよく理解し・感謝し、深い同情の念を忘れず持つとともに、政府による被害者への補償が厚くなる よう積極的にサポートすべきである。
7、 そして、一番重要なことは、目には目を」が何の解決にもならないことをよく知り、また、「国家と国民は異なるのだ」という認識をしっかりもち、加害国の国民とも仲良くしてゆくこ とである。
8、 国家は常に大局に立ち、隣国とは特に 常に対話を進め、仲良くしてゆくことである。 平成14年10月3日
The Nation seemes to have a doctrine that the Nation sometimes can not avoid to do a brutality such as kidnaping to the foreign citizen. The lost persons are the victim of the Nations. The possible compensation to the victims would be the truth finding, Sincere apology by the Nations with muximum monetary compensation, Stop of recurrence, etc. We, lucky general citizens have to pay attention to the heart of victims, express our simpathy and appreciations. And the important thing is that we, general citizens should keep friendship with the citizen of assailant under the firm understanding that the Nation and the Citizen is different. The concept [brutality against suffered brutality is not the right choice of the resolution.

国家は時に非情なり。 The Nation is sometimes cruel.


花咲爺の落書帳