同じ車の燃費が運転の仕方で大きく異なることはよく言われる。半減は多分難しいが、うまくやれば一般的な乗り手と比較して40%削減は可能と思われる。燃費向上で一番大事なことは、「アクセルは踏むな! ブレーキは踏むな!」 である。向こうの信号が赤なのに、ぶ〜ッと思い切り噴かして、赤信号で止まっている車の後ろに急停車して並ぶ。これナンセンスである。また、急発進ほどガソリンを食うものはない。また、車は一度止まると発信するときは重い車体を前進させなければならないので、多大のガソリンを消費する。急発進して気が付けば前の信号が赤で急ブレーキ。これナンセンスの極みである。巡航スピードに関しても昨今、運転者がスピード制限を守らないこと夥しい。ほとんどの人が50キロの道なら70キロは出しているし、それを100キロ近くで抜いていく人も少なくない。そして200メートルも走れば赤信号で急ブレーキである。無駄以外のなにものでもない。スピード制限以内でゆったりと走っていく場合と到着時間はほとんど差が無い上、燃費は良い。ガソリン消費はスピードに多分比例して大きくなる。
そもそも車は「走らせてなんぼ」の機械なので、ブレーキングは全くの無駄な行為である。燃費向上の観点からブレーキングは悪である。しかし、信号はあるし、自分ひとりだけが道路を占有して走っているわけではないので理想的にはいかないが、以下のことを守っていけば30−40%の燃費向上は達成される。1)急発進はしないこと。 2)2つほど前の信号を常にチェックしながら走り、赤信号で止まらないように、即ちなるべくブレーキをかけなくても良いように調整して走る。車は微速度でもよい・動いていれば、小さなエネルギーで再加速できる。止まってしまうと駄目である。3)スピード制限内のスピードしか出さない。 前方の信号が赤ならもうアクセルを踏まない方法は、自分の後ろの人を、ひょっとして?、いや多分確実に、いらいらさせるに違いないので完璧には守れないのが通例である。それを無視して実践できれば40%の削減は可能であろうが、後続車のいらいら度をなくす程度の走り方をしても燃料20%の削減はかたい。皆さん是非実践してください。
A secret to get economical driving (increase miles/gallon) is do not use accel pedal and do not use braking pedal. Nov.11, 2004

 車の燃費半減作戦  
A driving method to reduce gas consuming a half.


花咲爺の落書帳