昨今の携帯電話器は多くの機能を持ち一見便利に見えるが「難物」だと考えている人も多いのではないか? それが証拠に、メーカーでさへ「携帯は若者だけのものか」というキャンペーンをやっているくらいだ。携帯電話器の多機能化はどうも必然性が乏しいものまでくっつけているところにあるのではないか。メーカーは近い将来、携帯電話から自宅の家電を全部コントロールできるようにする意向だ。このようなことがどれほどの意味があるのか」はまた別のところで議論したいが、本当に使いやすいシンプルな携帯電話器の出現が待たれる。例えば、電話器にキーなど無く、自分の声で電話番号を言えばつながる。 また、登録ボタンがあって声で電話番号と相手の名前を言えば登録され、呼び出すときは声で相手の名前を言えば自動的に電話番号が呼び出されてつながる。また、通話かメールか2者択一のボタンがあり、声で相手の名前を言い、メールボタンを押せば、メールアドレスが呼び出され、声で用件を書き込め送信できる。これだけが達成されれば、あとは何も要らない。これこそユーザー想いの多機能電話器というべきものであろう。TVが見れるようになったり、という努力も良いが、上記のような電話器を作ってください、と切に願うものです。
多機能といえば、日本人はすばらしいものを発明している。それは食べ物屋や屋台にかかっている「のれん」「暖簾」である。のれんの機能は以下に示すような機能を狙ったものであろう。1)目隠し・間仕切り(それも、扉などでシャットアウト的に間仕切るのでなく、ちょっとまくれば客が店の中の状況を把握できるような優れた機能をもっている)、また、食べ物の良い匂いが外に流れ出て、お客を誘い込むようにもなっている。 2)営業中を示す表示機能(準備中の機能すら出せる)、 3)客の肩についた蝿をはらって、店の中に蝿を持ち込ませないようにする。(これが以外と大きな作用をする)、 4)客が食べ終わって外にでるとき、手についたちょっとした汚れをのれんでふきとる手ぬぐい機能(のれんがよごれているのが先客万来の証拠として美味しい店であることを人に示せるので、店は暖簾を洗濯することはまずない)。ちょっと考えただけでこれだけの優れた機能を「さりげなく」持っているのがのれんである。これこそおしつけがましくなく、自然にすごい多機能を発揮している、究極のデバイスといえるのではないか。日本人は優れている! 世界中どこに行っても「のれん」の文化がある国はない。
The recent multi-functional cell phones become tiny monster, in a sense, for the senior persons with unskilful fingers. They are very bad because they makes senior members easily unhappy like ' I am very old so as unable to use the phone' . The fult is by cell phone not by senior members. I hate pushy multi-functionality. Hanasakajii is introducing excellent multifunctionality which includes in [NOREN], a loose cloth shield which are used in the gate of Japanese restaurant. The interesting functions of Noren are as follows. 1) A sight shield between inside and outside of the restaurant. 2) driving function of the fly which is possibly located on the customer's shoulder to be prevented the fly into the restaurant. 3)hand cloth function for wiping out of possible dirt when the customer leaves the restaurant. Nov. 11, 2004

あまりに多機能でとまどう?ユーザー   
Senior persons get trouble by recent multi-functional cell phone.


花咲爺の落書帳