Gygopetalum Arthur Elle
平成15年1月26日開花。濃い紫の中に褐色のセパルが強い印象を与える銘花。良い香がする。
この香りは1日の中で花粉を媒介してくれる昆虫が活動する時間帯しか出さないのが省エネになっているというか、無駄なことは一切やらない、自然の厳しさを象徴していると思います。なを、このページにある、昨年12月雪に埋もれたMackeyは見事に開花したことを報告します。
Zygopetalumは1回くらいマイナス1−2度になっても枯れない強靭な体液をもっているようです。
12月9日に関東地方に降った大雪に埋もれたZygopetalum マッケイ。これが上の写真のように咲くことを祈る。現在雪の影響はなさそうで、順調に蕾が膨らんでいる。
左:Zygopetalum一寸法師、  右:Zygopetalum R.G. White
栽培法: シンビジウムとほぼ同じように育てる。即ち、夏はどんどん水をやる。また、肥料にも強い。というか好む。
しかし、水と肥料をどんどんやると、草丈おおきく、株は増えるが、花つきは良くない。
低温に極めて強いが、「低温がすき」ということはランなので無い。また、直射日光にも弱い。
特徴:ランにはめずらしい青紫色の花をつける大型種。花は芳香をはなつ。丈夫で、日陰でもよく育つ。切花とし
ても使えるので高級種として人気がでている。ただウイルス病にかかりやすい。低温に強いが、冬季10度以上
に保てれば、通年新芽が伸張し、おもしろいほど株が増える。花咲爺も4種類ばかりもっている。
平成14年12月19日例会・忘年会--Zygopetalumの魅力--紫色の魅力