アルアイレ奏法、アポヤンド奏法、低音部、高音部 二声の曲

メロディー部のみ、アルアイレ、アポヤンドの両奏法で弾いたものを下記に紹介するので比較してみてください

アルアイレ奏法

アポヤンド奏法

低音部も含めた演奏

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右指で弦を弾く際、弾いた指が隣の弦に触れないようにする奏法をアルアイレ、隣の弦にしっかり触って止める奏法をアポヤンドと言い、使い分ける。アポヤンド奏法による音は、例え小さな音でもエネルギーに満ち、メロディー部や音を強調する際に用いられる。

カーノのアンダンテ、により練習しよう。楽譜で、iは人差し指、mは中指、aは薬指。数字の1は左手人差し指で、点線の間は1の指は押さえたままを示す。

高音部も低音部も全部アルアイレ、全部アポヤンド、好きな場所をアポヤンドとアルアイレで弾きわけられるように練習するのですが、これが自由にできるようになるのは大変です。しかしこれがマスターされると、作曲者のメモとして書かれた楽譜から、自分の音楽を創り出すことが出来るようになるのです。上記のような簡単な練習曲でも奥が深いです。

ギターは1963年製黒澤常三郎、録音マイクは米国PEAVEY社PVC-480 コンデンサーマイク、を使っていますが、小さなファイル数で高音質音声をPCへ取りこむ技術が稚拙なため、まだ良い音とは言えませんが、常に改良に努力します。

演奏技法メモ:安定した良い音を出し、上達を確実にするにはなんと言ってもギターを持つ姿勢が大切です。左足を低い台の上にのせ、左膝の上にギターのくびれた部分をのせ、股でしっかり楽器をはさんで、右手ひじ、両足だけで完全にギターを安定させます。左手はギターを支えるためにあるのでなく、音を設定するためにあるので、さおのあらゆる位置に高速で移動できるように、決して左手のひらは竿の裏面に接触させてはいけないのです。